電柱を見上げて
■電験三種の勉強をしております。電気管理技術者は国家資格で大きな電気を使う場合に必要な資格です。その試験勉強をしております。
■本日は電線の勉強をしました。
電線も色々な決まりがあり、つなげておけばいいのではないのです。
電柱の間隔と、電線の長さと、引っ張る強さで、電線の弛みが決まります。
まっすぐにぴんと貼ってあるわけではありません。重力があるので、どうしても弛みが出ます。
■世の中には頭のいい人がいて、このたるみに長さを計算する公式ができております。
L=S+8D^2/3S
こんな公式があります。
高圧鉄塔をみる機会があったら、思い出してください。
200m間隔の電柱に電線が張ってあって、それに4.5mのたるみがあったします。
この場合、電線の長さを5cm伸ばしたら、たるみはどのくらい伸びると思いますか?
なんと40cmもたるみが伸びてしまうのです。
なんで5cmしか伸ばしてないのに40cmと思いますが、現実にはこのくらい伸びるようです。
世の中には不思議なことがたくさんあります。