2番穂活用法
■稲を収穫した後、そのままにしておくと稲株から、葉が出て稲穂ができます。
一度収穫した後に出てくるので、農家は2番穂と呼んでいます。収穫したあとに出てくるおまけのようなものなので、お米は気休め程度しかついていません。
それでもコメ不足の頃は、これを収穫して食べたと聞いております。普通のコメに比べれば、味は落ちると思います。
■せっかくの大地と太陽の恵みなのに、もったいない!!
そこで、いろいろ実験してみることにしました。
まずはどの程度の収量があるかです。
9月のはじめに稲を収穫して、そのままにしておいた田んぼです。
5m四方を刈り取り、収穫量を測定します。
土のう袋4袋になりました。
重さを図ってみると、約1.5kg/袋になります。合計で約6kgになりました。
25m2で約6kgの稲わらが収穫できます。
この田圃は2500m2の大きさがあるので、600kgの2番穂が収穫できることになります。
■600kgの稲わらです。完全乾燥の稲わらです。しかも完全無農薬無化学肥料です。
植え付けの手間はかかりません。防除も施肥も必要ありません。必要なのは収穫だけです。
アイデアがいろいろ浮かびます。