二酸化炭素を減らしています。
■光太陽農園では、二酸化炭素を減らしています。
太陽光発電は二酸化炭素を出さないだけで、減らすことはないと思っている人がいますが、光太陽農園では明確に二酸化炭素を減らしています。
■それは、上には太陽光発電パネルがあり、下では農作物が育っているからです。
発電しながら、二酸化炭素を減らすことができるのは、ソーラーシェアリングだけです。
■畑には、落花生とブルーベリーが植わっています。
カーボンボジティブは、植物が吸収した二酸化炭素を、炭素に固定して空中に出て行かないようします。
■落花生は収穫したあと、すべてのものは腐って分解されて水と二酸化炭素になってしまいますが、ブルーベリーを選定した枝は、炭にして畑に返しています。
炭は微生物のすみかとなり、畑を豊かにしてくれます。
■電気を作って、二酸化炭素を減らして、お腹もいっぱいにしてくれるのは、ソーラーシェアリングだけだと思っています。
■私はこれからも、ソーラーシェアリングを広げていきたいと思っています。
ブルーベリーがだいぶ色づいてきました。
味見をしてみると、まだ少し酸っぱい。
熟すまでには、もう少し時間が必要なようです。
ネギとじゃがいもと里芋
■ソーラーシェアリングには、イモが似合います。
イモには半陰性の性質を持つ物が多いからです。木漏れ日の中でも育ちやすいです。
里芋などは、あまり日光が強くなると、体を守るため葉を大きく茂らせます。
そのためイモに養分が行かない事になってしまします。
ソーラーシェアリングの木陰のような光が合うようです。
■じゃがいもは酸性の土地を好みます。里芋もそうです。
酸性雨が多く、日本の土壌はほとんどが酸性に傾いています。
光太陽農園の土地もかなり酸性が強いです。
さつまいもは酸性の土壌を好みます。
■その割にはアルカリ食品で、酸性に傾きがちな体を整えてくれます。
自然は、いろいろバランスを取ってくれています。
落花生の種まき
■落花生の種まきは5月中旬に行います。
太陽光のパネルの下で、耕うん機を動かして落花生を播種していきます。
太陽光パネルは5m1ブロックの中に6列入っております。
落花生の畝数は、5畝になります。これは、草刈り用の管理機を入れるために必要な間隔をつくると、5畝になるのです。
■上と下で畝の間隔が合わない。
コレが結構な難問で、ちょっと油断すると雨だれが落ちる場所に種が来てしまいます。種の上に雨だれが落ちていると、発芽しなくなってしまうので、もんだいです。
単純におなじ間隔で畝を立ててはだめなのです。
■いろいろ悩みながら、種まきを行いました。
いろいろありますが、体を動かして行う、農作業は楽しいです。
ソーラーシェアリング開所式
■新しいソーラーシェエリング農場の開所式に行ってきました。
また一つ、電気と農作物を作る場所が増えました。
ここでは、いろいろな農作物を作ることを目的にしていて、ひまわり、さつまいも、その他いろいろなものを作る予定になっています。
■ソーラーシェアリングは、農地の上にパネルを置いて野菜を作っています。
まさに太陽光発電と植物の共存です。
太陽光発電には、野立てもあります。
野立ては植物を邪魔者扱いしています。地面を防草シートで覆い、砂利を敷き、除草剤を散布します。
確かに、雑草が生えてくれば、光を遮りますし、良いことはありません。
だけど、人間が頭を使えば、植物と共存できるのではないかと考えています。
背丈の低い植物であったり、雑草にも負けない植物であったり、いろいろな植物が存在します。すべて人間の都合に合わせるのではなく、植物の都合も考えてあげれば、持続可能なエネルギーになるのではないでしょうか。