ラッカセイ収穫機
ラッカセイ収穫機
ラッカセイの農作業の殆どは、手作業です。
あまり利益が上がらないのと、中国からの輸入が増えて、作付量は最盛期の1/10くらいになっています。
そんな中で、ラッカセイ収穫機の発表会がありました。
まだまだ試作の段階で、いろいろ問題はありますが、それでも作業効率は格段にアップします。
たぶん20haくらいの面積の栽培をしていないと、絶対に元が取れない機械だと思います。
うちのように零細農家だと、とても手が出るものではありません。
また、ラッカセイは値段の変動が大きく、米と違って毎年この金額で売れるとの補償もありません。
難儀な作物であります。
■農家が生きる方法としては、いくつかあると思います。
その一つは規模拡大です。
機械を投入し、大面積を効率的におこなう。
これは効率的な方法ではあるのですが、かなりの投資が必要になります。
機械を購入して、資材を購入して、結局、機械の借金ために働いていることになりかねません。もちろん、良い借金は、それ自体が資産ですから、うまく回っている分には問題はありません。
ただし、うまく回らなくなったら、途端に問題が発生します。
収益性の低い作物を作っている場合、値崩れが起きたら、即アウトになる可能性があります。
それが一番の問題です。
一番の例は、酪農ですね。大規模農家がどんどん辞めていっております。
大規模化は、センスが無いと難しいです。
明日に続きます。